はじめに
赤ちゃんとの生活の中で、毎日のように使われる抱っこ紐。
母親が少しでも楽に抱っこできるように使いたいところですが、
以下のような声が多数ある事も事実です。
「使い方がよくわからない」
「使ってみてもこれでよいのかわからない」
一般ユーザーだけでなく、ユーザーにとって身近な相談相手である
子育て支援者も、その正しい使い方、調整方法がわからない、
ということは少なくありません。
「抱っこや、抱っこ紐について学ぶ機会がほしい」
「親子が楽に心地よく使えるよう抱っこひものアドバイスができるようになりたい」
『だっことおんぶの大勉強会』は、
そんな支援者の声にお応えする形でスタートしました。
参加者は子育て支援者、その内訳は助産師をはじめ、
看護師、保健師、理学療法士など母子に関わる医療関係者の他、
産後ドゥーラ、保育士、整体師やセラピストなど
、多岐にわたる職種の方々です。
そして年々、子育て支援者達の抱っこ紐やその使い方への興味は
増してきています。
当勉強会は2015 年 5 月に第1回を開催、
第 3 回目になる昨年 2017 年はシンポジウムのほか、
国内・外の抱っこ紐メーカーにブース出展していただき、
実際に子育て支援者の皆様に抱っこ紐体験もしていただきました。
「こんなに沢山の抱っこ紐があるとは知らなかった」
「メーカーから話を聞くことができ、ママ達の支援に活かせそうです」等々
使い方、調整方法を学べ大変有意義な会であったと、
多くの参加者からご好評いただきました。
本年も
だっことおんぶの研究家・臨床発達心理士によるシンポジウム、
抱っこ紐メーカー出展による体験ブースをご用意致しました。
現場で、安全で心地よい抱っこ紐の使い方や、
その知恵をお伝えするために、
まずは子育て支援者が抱っこ紐を知ることが必要です。
子育て支援者が自信を持って親子にコーディネートできるように、
養育者が快適に育児できるような支援を行うために、
抱っこやおんぶについて学んでみませんか。
だっことおんぶの大勉強会2018
実行委員会